テレビ中継で歌会始の様子を見た。
今年のお題は「生」であったとのこと。
長く語尾を延ばす独特の節回しで、当選歌が次々と披露されていく。
その響きが、何かに似てるような・・・
あっ、モンゴルの<ホーミー>!!そんなことを思いながら聞いていると、
栗原貞子さんのあの原爆の詩の一節が浮かんできた。
「・・・・・・生ましめんかな 生ましめんかな 己が命捨つとも」
というわけで今日は俳句ではなくて和歌。
歌会始のお題「生」にちなんで
◇ 生ましめんかな
一つの命生ましめて
六十余年前に逝きたり ◇
写真は以前、原爆忌のときに使った池の波紋を加工して使いました。
2009-01-17 22:15
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コメント(16)
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いや~驚きました。2つの世界というか
赤と青(暖色と寒色)そしてほぼ中央に波紋
なにかが動いた。
konkonさんこのような才能もあるとは
凄いことです。
by エア (2009-01-18 00:45)
おはようございます^^
そうでしたね~歌会初めの行事・・・
konkonさんの歌を読んでいると、ちょっと淋しい気になりました・・・わたくしの母は
59年前に逝きました。
by mimimomo (2009-01-18 05:35)
ステキな加工が完成しましたね。
勿論、和歌も・・・・。臨場感に溢れています。
昨日は神戸の震災から14年でしたし、同じ想いを持たれたかた、沢山いらっしゃると思いました。
by okko (2009-01-18 10:08)
多夢さんへ
ナイスを有難うございました。
by konkon (2009-01-18 16:28)
エア さんへ
エアさんに褒めていただいて、そちらの方が驚きました。
元画像は青緑色の波紋ですが、破壊と再生をイメージする色になればと思って・・・
mimimomoさんへ
ええっ、お母様が59年前に・・・
mimimomoさんはまだ小さいころでしょう。
寂しい思いをなさいましたね。
okkoさんへ
昨日のテレビは震災の特集が多かったですね。
鎮魂の灯が揺れる画面を何度も見ました。
by konkon (2009-01-18 16:37)
ごめんなさい、niceを押した途端来客があってパソコンを切ってしまっていました。m(__)m
お題は「生」=ビール注ぐ ラベルは上向け 持ちましょう
あれ?「ナマ」じゃないのね。
by 多夢 (2009-01-18 16:52)
何をコメントしたら良いやら・・・みなさんのようにひらめきません!
お題「生」の歌会始見ました、披露された歌、流石と思いました。
by せつこ (2009-01-18 17:41)
歌会始のTV中継、見てませんが厳かな雰囲気の中
執り行なわれたのでしょうね♪
俳句・短歌も、和歌も ??? の僕です(笑)
by ヒロシ (2009-01-18 21:26)
「生」の和歌、無調法で十分理解できていないかもしれませんが、
胸に迫るものがあります。
加工された写真もお題にふさわしいインパクトが有り素晴らしいです。
by きまじめさん (2009-01-18 23:04)
今年のkonkonさんはちがう!
by koto (2009-01-18 23:32)
破壊と再生。。。。。すばらしい
。。。。こわれたビルディングの地下室の夜だった。 。。。。
by アッキー (2009-01-19 14:21)
せつこ さんへ
あの朗詠の仕方、声の響きは何とも言えませんね。
ヒロシ さんへ
私も短歌は作ったことないです。
ただ、五七五七七と並べただけ。
きまじめさんへ
「生」「生」・・・考えているうちに、自然に浮かんできたのが栗原貞子さんの原爆の詩でした。
壊れたビルディングの地下室に逃げ込んだ負傷者達の中で、急に産気づいた女性がいて、どうしようと困っていたとき、「私が産婆です、私が産ませましょう」と名乗り出た重傷者がその出産を助け、無事赤ちゃんが生まれた直後、その人は息を引き取ったという内容の詩です。
その詩は
「こわれたビルディングの地下室の夜だった」で始まり
中略
「かくてくらがりの地獄の底で新しい生命は生まれた
かくてあかつきを待たず産婆は血まみれのまま死んだ
生ましめんかな
生ましめんかな
己が命捨つとも 」
と結ばれています。
kotoさんへ
思いっきり明るく行きたいんだけどね。
アッキー さんへ
あの詩を読んだときの感動と衝撃は忘れません。
by konkon (2009-01-20 11:25)
konkonさん こんにちは。
術後の傷のかゆみについて コメントありがとうございました。
お正月を病院で迎えましたが、それなりに心豊かに過ごせました。
元日の朝食にお赤飯が出て、それをベッドの上で食べていましたら、雪雲から雷鳴がとどろきました。
それ一回だけの雷の音だったので、何か清々しいような気もしたのでした。
そんな時、俳句や短歌に詠めたらいいのになぁと、手帳にあれこれ書きとめたのですが、やはり素人、いまひとつでした(笑)
今年もどうぞ仲良くしてやってくださいね。
by すずめ (2009-01-21 11:02)
すずめさんへ
まだ術後も間もないすずめさん、あまり無理なさらないで、ゆっくり体調を整えてくださいね。
すずめさんのお話を聞いたまま俳句に < 元朝の雷の轟一度きり >
by konkon (2009-01-21 12:46)
silveragさんへ
お訪ね頂き、ナイスを有難うございました。
by konkon (2009-01-21 16:38)
何としたことか、足取りもおぼつかない年の初めでございます。
生きるって云う事は、深く考えると苦しいものです。
くぐり抜けて、漠然と日を重ねていますが振り返ると
とても幸せな道であったような~ 生まれてきて・・・良かった。
訪問遅れています・・・謝・謝
by 侘び助 (2009-01-23 21:32)